【闘病記】父の肺がん

HSPさんの家族
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肺がんと診断された。

父は69歳。

半年前から血痰が出始めた。
診断は肺がんステージ4。
脳と股関節のリンパに転移があり
進行性のがん。

抗がん剤を投与するも
肺に水が溜まり、水を抜く治療を続けていて
しばらく抗がん剤をストップしていた。

そして最近、また、抗がん剤を始めた。



父は長年のヘビースモーカーで
言わば自業自得だ。

去年に発覚した訳だけど、
どうも自覚があったらしく家族旅行を提案してきた。

めずらしいなと思いつつ
ならばと妹一家も巻き込んで
11人の家族旅行♨️を決行🚗 ³₃した。

父としては
もう長くないと思ってのことだったらしい。
最後にみんなで旅行がしたいと願った。

旅行から戻ると病院に行ってきたらしい。
そこで診断が下される。

ペット検査(全身のガンの状況を調べる)を経て
抗がん剤療に入った🏥🏃💦

イメージとしては
ゲロゲロ吐きまくる???😱なんて
覚悟していたけど、吐き気には吐き気止め、
便秘には下剤、食欲不振には点滴、と、
その時々に対処していただけたので、
家族的には少しホッとした😯💨

ただし・・・。
【免疫力】とはなんと凄いもの。
抗がん剤で落ちた【免疫力】は
すぐに細菌に負けてしまう。

まぁ発熱する発熱する・・・。
あげくに心筋梗塞おこす。
トイレで倒れる・・・。

生きていて!
と思う反面、これ、いつまで続くんだろう?
なんて考えてしまって
そんなことを考える自分にへこむ。


心筋梗塞を起こしてしばらく入院した父は
すっかり筋力も落ちて
歩くのもままならなくなっていた。

気分転換にと
体力が落ちた父を車椅子に乗せて
病院の中を散歩した時
あんなに大きかった背中は
小さくしぼんで年寄りの匂いがした。

あれから半年、
何とか持ち直して家に帰ってきた。
酸素吸入の機械をレンタルして1ヶ月程使ったら
体調が戻りそれも外れた。

良かった。
せめたこのままでいてくれたら…。

しかし、また抗がん剤が始まる。

食べることが大好きな父が
食べることが苦痛になる。
外に出るのが好きな父が
家でただただテレビを見る。

そんな父が
何だかかわいそうになる。

できるだけ笑顔でいようと思うけれど
私の心もいっぱいいっぱいだ。






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