【闘病記】父の肺がん 2

久しぶりの抗がん剤から約1週間。



3日間はやたらトイレに行ってたけど
少し落ち着いたみたい。


15分おきにトイレに行くもんだから
吐き気なのか下痢なのか？？と
心配して聞いたらおしっこだった😮


股関節リンパにガンが転移した為に
膀胱にいたずらしてるのかもね💧


味覚もやっぱり変わってきて
食欲もない⤵︎ ︎。


あれほど好きだったお酒もコーヒーも
いらないと言う。



何を食べてもほとんど味がしないらしい。
それでも頑張って口に運んでいる。


母は父の好きな物をできるだけ濃い味付けで
それはもう赤ん坊を育てているかのように
3食ピッタリそばで見ている。



今はすっごくしょっぱい魚(辛口塩鮭）と
お粥なら食べれるみたい。
フルーツもメロンは食べれる🍈


ただ、食べられるものは日々変わるので
これは食べられる？と伺いながら…。




私は…といえば
「普通にすること」を心がけているくらい。


だって
母はまるで赤ちゃんに接するように
「出来ること」を奪っていくからね😵


何でもかんでもやってあげているので
なんだかなぁなんて思うから
私は「出来ること」を
奪わないように気をつける。


ほっといても
だんだんと「出来ること｣が減っていくのになと。




本当は見守ることって
なかなかの努力がいるんだけどねー💧


繊細さん長女の私は
基本、世話焼きなんだもん💦


見守る。見守る。見守る。
呪文のように心の中で唱える。


父の自由を守るために。




そして
抗がん剤投与から2週間
いよいよ髪が抜け始めた。


というか
今まで何で抜けなかったのかな笑



前回の抗がん剤投与の時に父は
｢全部抜けるだろうからもう坊主にする｣
って言ったから私と母は笑い飛ばした。

『どーせなくなるんだから床屋代もったいないじゃん！』

ところが薄くはなったものの抜けなかった。


今回は抗がん剤の種類が違うらしい。
ここに来て一気に抜けてきた感じ彡(-ω-；)彡


いつもの父の定位置は
猫の毛の生え変わりみたいに
綿毛みたいな髪がふわふわと落ちてる
お風呂もたくさん抜けてる。


そうね、ありとあらゆる毛が抜けてるんだね。


病院の診察日、
羽織ったカーディガンに
毛がたくさん抜け落ちたらしく
出かける前にコロコロしてとってた。

私はいたって普通を装い
「行ってらっしゃい」と送り出した。


【繊細さん】の私は気持ちを読み取るのが得意。

父の気持ち、母の気持ちが
心に流れ込んできて心が痛い。


担当の医師には
抗がん剤で股関節のリンパの方も小さくなれば
楽になると思いますと言われているけど


股関節付近のガンは
まだ小さくなってないみたいで
突っ張ってる感じが抜けないと不安げな父。


診察に行く父を明るく送り出して…。




さて
出勤前に「美味しいお茶漬けの素」を
ググってみよう。